アメリカ留学日記

アメリカ・ミネソタの大学に正規入学してます。日々の記録。お手柔らかに…。

居場所について

やっほー!ゆうなたりーです!

 

もうすぐでアメリカに来て一ヶ月。まだ慣れないこともたくさんあるけれど、英語を自分から話すことに抵抗がなくなって、下手くそでも伝えよう、って気持ちが前に出るようになった。

周りのみんなが判断しようとしてるのは英語力じゃなくて、私がどういう人か、ということなんだから、自分から自分のことを話して、逆に相手にも興味をもって質問していかなくちゃ。

 

でも、最近気づいたのは英語の問題だけじゃないんだなってこと。英語がどんなにできるようになっても、私の中には日本人という核があって、それは生まれた時に作られたもので、なかなか変えることはできないんだなってこと

 

だから、英語の意味がわかってもそれを本当の意味で理解することって、到底できない気がする

 

 

初めて私のルームメイトに会った時、彼女が

「私は土日に家に帰るの。だからここに住んでるけど、住んでないって感じ。面白いでしょ?」

って言った。

 

私は、彼女の英語は理解できたけど、何が面白いのかわからなくて、「えっと、何が面白いの?」って聞いた

 

今思えば" Haha that's funny!" って返せばいいだけの話だったんだけど、私は自分が理解できないことを笑ってごまかすことってあんまりしたくない

 

みんなが笑ってるからジョークを理解できなくても笑うとか、それって英語が第二言語の人、みんなやったことあると思う

 

でもあの瞬間ってめっちゃ悲しいし孤独感しかない

自分だけが理解できないんだから

 

ほかにも文化的違い、日本で普通だったことが全然ここでは普通じゃなくて。

別にその違いに苦しむとか、カルチャーショックとかは感じないけどね。

 

そういえばコールドストーンにこないだ行ったんだけど、店員さん歌わないんだよ?笑

日本どうしたんだよ笑

 

 

とまあ、毎日が目まぐるしくすぎる中で、自分ではどうしようもないことがたくさんあって。

でも、私はそんな中でも、というか留学生のなかでもやっぱりみんなと違うなって思う。ていうか私が馴染める場所なんて地球上のどこにもないと思う笑

 

アメリカ行く前に友達に言われた言葉を思い出した

 

「なたりーは自分の居場所を探してアメリカに行くみたいに思えるけど、そこに居場所なんてないよ。でも日本にも居場所はないよ。で、それを探していろんな場所に行くけど、結局そんな場所はないんだよ。だからそれで悩むのは馬鹿らしいよ」

 

ふう。その言葉の意味を今理解しつつある。人種のるつぼで、アジア人はアジア人同士で仲良くする。黒人は黒人と。白人は白人と。でも、私はその人種の中だけにはなぜかとどまれなくて。というか、いろんな場所をフラフラして、いろんな人のことを知りたい。顔とか肌の色とか性別とかバックグラウンドとかそういうの全部、なんていうか「だから何?」ということだと思う

 

だから「日本人なのにどうして日本人と一緒にいないの?」とか言われると、「どうして日本人だから日本人と一緒にいないといけないの?」と返してしまう

 

日本人の人が「同じ日本人同士、仲良くしましょう」って言うと、別にそこに関係性はないって感じてしまう

 

私冷たい人間な気がする。でも、人種とかそういう前にその人の中にある雰囲気、醸し出すオーラ、そういうものに自分の琴線に触れない限り、私は目の前の人に対して何にもできないんだよね

 

この話、全然理解できないと思う。何言ってんだお前、って感じだよね笑

 

でも、ここに来て改めて、私は白人の中アジア人一人ぽつんと入っても何も感じないし、黒人の中で私一人がアジア人でもそんなのどうでもいいことなんだって実感した

 

私はアジア人とか日本人とかそういう前に、私なんだし、大好きだなって思える人たちと一緒にいたい。

 

はーこれから友達とごはん!ジムに行ったしいっぱい食べよう!

 

Bye!