アメリカ留学日記

アメリカ・ミネソタの大学に正規入学してます。日々の記録。お手柔らかに…。

留学して、今。

やっほー!ゆうなたりーです!

 

めちゃくちゃセンチメンタルなので、気持ちを整理すべく、ブログを書きます。

 

こっちに来て4ヶ月が経とうとしています。英語もだんだんスムーズに出てくるようになって、人と話すときも緊張することが少なくなりました。

英語を褒められることも増えました。授業もほとんどAです。これが初めての学期、と考えればものすごく順調なんだと思います。

国籍関係なく、たくさんの友達ができました。私の部屋で、朝の6時まで話したこともありました。

宗教への理解を深めるべく、プロテスタントの友人と共に、教会、バイブルスタディーに参加しています。

イベントがあれば、課題などない限り、進んで行くようにしています。オーナーズプログラムでは国際学生はわたし一人ですが、積極的に交流しています。

バイトも夏休み、秋学期共に決まり、お小遣いは自分で稼げそうです。

 

と、まぁ並べて書いてみれば、お前逆になにが不満なんだよ?っていうような留学生活です。恐ろしいほどうまくいっています。

 

でも、なんだか何かがおかしい、という気持ちになり始めたんだよね。

自分が、確実に自分が、わたしが留学しているのに、わたしがこれをやってる、という自覚がまるでない。

そして、わたしは誰のことも理解していないような、そしてわたしのことを誰も理解できていないような、そんな気持ちがずっと続いてる。

さらに、わたしは自分が英語を話せる、という事実が未だに信じられない。わたしはこの人たちと日本語で話しているんだ、わたしの友人、教授は本当は日本語が話せるんだ、という風に考えてしまう。

 

書いててもおかしい、って思うけど、どうして、どのように違う言語で理解し合っているのか意味がわからない。

そして、宗教とか、価値観とか、いろんな今まで出会ったことのない観念にこの4ヶ月、もみくしゃにされて、疲れた。

自分は日本人、って思うことが増えた。でも、他の日本人留学生を見ると、自分が日本人だと言える自信がない。わたしのリアクションや考え方は、確実に変わって来ている。フレンドリーになったし、知らない人に「あなたの髪型、好きだよ!」とか自分でもびっくりするようなことが口から出てくる。

 

自分がここで見ている空、太陽、月は日本で見ていたものと同じはずなのに、わたしと同じタイミングで、日本にいる大切なひとたちは、この空、太陽、月を見ていない…そんなことがずっと続いたら、もう今まで分かりあえてきたことすら、わからなくなってしまうんじゃないかと思う。

 

なんか小説でも書けそうだ笑

でも、もはやここにいる自分は自分じゃない、何を考えているんだろう…朝起きたら英語で考えているなんておかしいし、アメリカかぶれした日本人に嫌悪感を抱いていたからこそ、自分が受け入れられないのかもしれない…

 

バイリンガルになるって、相当難しいし、精神的にも弱ります。

 

留学する前に大学の友達に言われた。

「ここじゃないどこかに行きたいんでしょ。自分にはここは合わない、って思ってるでしょ。でも、どこに行ってもそう思い続けるし、自分に合う場所なんて、この世界のどこにもないよ」

 

今、その言葉を思い出して、なんだか、もう、よくわからない。ホームシックなんてない。だってこれは夢だったから。夢は楽しいはずだから。夢を叶えた人は、笑っているはず。日本に帰りたくない。ここがわたしの来たかった場所。

 

そう言ってるけど、本当にそうなのかな。

 

 

高校入学した時に、英語話せたらどんなにかっこいいだろう、って思ってそれからずっと夢見て来たのに、英語話せるってダサくて、最悪だなって思ってしまう。

 

わからない方がいいこともあるんだな。

無知は人を傷つける、って高校の時の教師は言いましたが、

知らないことが多い方が、幸せだとここに来て気づいた。

 

Thanks God! って誰かが言うけど、なんで?

それはあなたの努力だよ。

 

 

Bye!